アクセサリーは常に肌に密着しているため、素材によっては金属アレルギーを発症してしまう危険性があります。
本記事では金属アレルギーになりにくい、または金属アレルギーの方でも身に着けられる素材を紹介しています。
金属アレルギーに対応しているアクセサリー選びの注意点も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
金属アレルギーになりにくいアクセサリー素材5選
5つの素材を紹介
金属アレルギーになりにくい素材
本章では金属アレルギーになりにくい以下5つの素材を紹介しています。
- ゴールド
- シルバー
- プラチナ
- 純チタン
- サージカルステンレス316L
ただし、完全に安全な素材はないため、注意点も踏まえて選ぶことが大切です。
ゴールド

ゴールドは、金属アレルギーになりにくい素材として知られています。
純度が高いほど症状を起こしにくいのですが、アクセサリーに使う素材としてはやわらかすぎるため、指輪など傷が付きやすいアイテムには向きません。
金属アレルギー対策にゴールドを取り入れる場合はネックレスやピアスなど、衝撃を受けにくいアクセサリーを選ぶと良いでしょう。
なおゴールドの純度は24分率で表示されています。以下の表記を参考に選んでみてください。
| 表記 | 純度 |
|---|---|
| 24K | 純度99.99%以上 |
| 22K | 純金91.7%:混合物8.3% |
| 18K | 純金75%:混合物25% |
| 14K | 純金58.5%:混合物41.5% |
| 10K | 純金42%:混合物58% |
24K以外はほかの金属が混合されており、その中には金属アレルギーになりやすい素材が含まれていることもあります。
心配な方は、ショップや製造元に合金の内訳を問い合わせてみましょう。
シルバー

ゴールド同様に、シルバーも純度の高いものは金属アレルギーになりにくい素材です。
ただしシルバー製のアクセサリーは、一番純度が高いものでもシルバー925(シルバー92.5%:混合物7.5%)。
混合物には、アレルギーを起こしやすいとされる以下の素材が一般的に使われています。
- 銅
- ニッケル
- 亜鉛
この中でもアレルギー症状を起こしやすいのがニッケルです。金属アレルギー対策で選ぶなら、混合物にニッケルが含まれていないものを選びましょう。
なおシルバーも純度が高いほどやわらかいため、接触や衝撃を受ける機会の多いアイテムは避けたほうが無難です。
プラチナ

プラチナは結婚指輪やネックレスなど、幅広いアクセサリーに使われている金属です。
ゴールドやシルバーと同様に、純度が高いほどアレルギーになりにくい傾向がありますが、そのままでは強度に難があります。その対策のために、混合物を含むプラチナ合金としてアクセサリーに使われるケースがほとんどです。
プラチナの合金に使われる素材で、注意すべきはパラジウム。
金属アレルギーを起こしやすいとされる金属のひとつのため、金属アレルギー対策にプラチナを選んでも、わずかに含まれるパラジウムに反応してしまう場合も多くあります。
購入前にショップや製造元へ問い合わせ、パラジウムが含まれていないプラチナ製品を選ぶと良いでしょう。
純チタン

体内に埋め込む人工関節やインプラントに使われるチタンは、金属アレルギーを起こしにくい素材のひとつです。なお「チタン合金」は金属アレルギーの観点からはおすすめできませんので、選ばないようにしましょう。
アクセサリーとしてはプラチナの1/4ともいわれる軽さが特徴。普段から身につける結婚指輪やピアスにぴったりな素材です。
ただし、チタンが生活に取り入れられる機会が増えるにつれて、少数ではあるもののチタンに金属アレルギー反応を起こす方もいます。
また「純チタン」といってもチタンが占める割合は99.015〜99.585%のため、わずかに含まれる混合物に反応する可能性がある点も注意しましょう。
サージカルステンレス316L

ステンレスの中でも、JIS規格をクリアしたサージカルステンレス316Lは、金属アレルギーになりにくい素材のひとつです。安全性の高さから外科用メスなど、医療用の器具にも採用されています。
表面に貼った膜が金属イオンの溶け出しを防ぐことで、症状の発生を防いでいるのですが、この膜は永久に保つものではありません。
金属アレルギー対策にサージカルステンレス316Lを選ぶ際は、一般的な耐用年数が2~3年であることを踏まえて、適度に買い替えるアクセサリーにすると良いでしょう。
金属アレルギー対応素材のアクセサリーを選ぶ前のチェックポイント
3つのポイントを紹介
金属アレルギー対応素材選びでの注意点
金属アレルギーを発症すると、アクセサリーを身に着けている部分だけでなく、全身にかゆみや腫れなどの症状が表れることも珍しくありません。
本章ではそんなつらい症状を避けるために、金属アレルギー対応素材のアクセサリー選びで押さえておくべき3つのポイントを紹介しています。
- パッチテストを受けておく
- 「合金」と書いてあったら構成金属を問い合わせる
- 接着部の「ロウ付け」や留め具に使われている金属をチェック
パッチテストを受けておこう

金属アレルギーが心配な方は、自分の体質を知るために、パッチテストを受けてみましょう。金属アレルギーになりやすい・なりにくい金属はあくまで一般論であり、人によってどの金属に反応するかは異なります。
パッチテストは以下のような診療科で受けられるので、近所のクリニックに問い合わせてみてください。
- 皮膚科
- アレルギー科
- 内科
- 歯科
なお、病院によっては受け付けていないケースもあるため、事前に問い合わせてみましょう。
アレルギーの原因となる金属素材をはっきりさせることで、身につけられるアクセサリーの幅が広がります。
「合金」と書いてあったら構成金属を問い合わせよう

「◯◯合金」と記載があったら、メインの金属以外に混合物が含まれています。
混合物の中にアレルギーの原因となる金属が含まれている可能性があるため、メインの金属は問題ない素材でも、構成金属を問い合わせてみましょう。
パッチテストを受けたことがない方は、以下のようなアレルギーになりやすい金属が含まれている場合、症状が出ないかどうか様子を見ながら着用してみてください。
- ニッケル
- コバルト
- パラジウム
- クロム
- スズ
- 銅
接着部の「ロウ付け」や留め具に使われている金属をチェックしよう

アクセサリーの接着部や留め具に使われている金属も、購入前に確認することをおすすめします。
ネックレスを例に挙げると、チェーンと留め具を繋ぐには一般的に「ロウ付け」と呼ばれる手法で、接着剤の代わりに金属が使われています。
一般的なロウ付けに使われるのは、以下のような金属です。
- 銀
- 亜鉛
- 銅
- リン
- アルミ
このロウ付け部分の面積はごく一部ですが、汗をかきやすく皮膚が薄い首筋に密着するため、アレルギーの原因となる金属が含まれていると症状が起きやすいのです。
留め具も、チェーン本体とは異なる金属が使われているケースがあります。
金属アレルギー対策を徹底するなら、ロウ付けや留め具の素材にも気を配りましょう。
金属アレルギーに対応している素材のアクセサリーをお探しなら
きっとお気に入りの一品が
取り扱い豊富なジュエリーミュージアムへ
金属アレルギーに対応した素材で作られたアクセサリーを探している方は、ジュエリーミュージアムを覗いてみてください。
ネックレスやブレスレット、ピアスなど金属アレルギー対応の素材で数多く取り扱っています。
金属アレルギーに対応していると選択肢が狭まってしまうことが多いのですが、ジュエリーミュージアムでは豊富なデザインの取り扱いがあるほか、ネックレスのセミオーダーメイドも受け付けています。
体質に負けず個性を発揮したい方も、きっとお気に入りの一品が見つかるでしょう。

