サージカルステンレスはお手入れがしやすく、金属アレルギーの方も身につけられるため、ネックレスにおすすめの素材です。
特に肌トラブルを避けるために選ぶなら、素材欄に「316L(SUS316L)」と明記されているものを選びましょう。
本記事では316L(SUS316L)を選ぶべき理由から、メリットや注意すべき点まで解説しています。
「316L」表記があるサージカルステンレスを選ぶべき理由2つ
JIS規格適合の「316L」
金属アレルギー対策をお考えの方は表記に注意
ジュエリーでサージカルステンレスといえば、一般的に316L(SUS316L)を指します。しかし、素材欄に316L(SUS316L)の明記がなく「サージカルステンレス」のみ記載されている場合は注意が必要です。
「サージカルステンレス」は単なるキャッチコピー

サージカルステンレスという用語を使うために、何かの基準や規格を満たす必要はありません。つまり販売者の一存で、単なるステンレスを「サージカルステンレス」と表記することもできてしまいます。
サージカルステンレスとだけ書かれている場合は、性能や特性に対する表現ではなく、単なるキャッチコピーの可能性があるのです。
通常のステンレスは金属アレルギーを起こしやすい素材であるため、316L(SUS316L)と記載のあるサージカルステンレスを選ぶように意識しましょう。
「316L」はJIS規格に適合していることを表す

サージカルステンレスの記載基準とは異なり、「316L」はJIS規格をクリアしていなければ記載できない表記です。
316Lとは通常のステンレスにモリブデンとクロムを添加することによって、耐食性を向上させたステンレスを指します。
金属アレルギー対策には、この耐食性が向上した316Lでなければ意味がないため、必ず316Lを選びましょう。
なお同じ意味を持つ言葉に「SUS316L」があります。頭についているSUSとはステンレスを意味するため、こちらの表記のものを選んでも問題ありません。
サージカルステンレス316Lのネックレスを選ぶメリット4つ
316Lを選ぶメリット
金属アレルギー対策以外の魅力的な特徴も
サージカルステンレス316Lは、金属アレルギー対策以外にも魅力的な特徴があります。
- 金属アレルギーの人も身につけられる
- 簡単なお手入れで輝きをキープできる
- 価格が比較的安く手頃に購入できる
- つけっぱなしでお風呂に入っても錆びない
金属アレルギーの人も身につけられる

金属アレルギーは、汗や水分で溶け出した金属イオンが、肌や粘膜に触れることで発症します。人によってどの金属に反応するかは異なりますが、一度アレルギーを発症すると基本的に完治しません。
サージカルステンレス316Lは表面に皮膜ができることにより、金属イオンが溶け出しにくい構造になっています。
すでに発症してしまった方だけでなく、原因物質に接触する機会を減らしたい未発症の方にもおすすめです。
常に肌に触れるネックレスには、サージカルステンレス316Lを選びましょう。
簡単お手入れで輝きをキープできる

サージカルステンレスは、錆や変色を起こしにくい点もメリットのひとつに挙げられます。
例えばシルバーの場合、定期的に研磨剤入りのクロスなどで磨かなければ黒ずんでしまいますが、サージカルステンレスは柔らかい布で拭く程度で輝きを維持できます。
あまり手間をかけず、綺麗なまま日常使いしたいネックレスを選ぶなら、サージカルステンレス316Lがおすすめです。
つけっぱなしでお風呂に入っても錆びない

サージカルステンレス316Lは耐食性に優れた素材のため、つけっぱなしのままお風呂に入っても問題ありません。
入浴の度にネックレスの留め具をつけ外しする手間がかからないため、時短にもなります。
つけ外しの手間なく、常に身につけておきたいネックレスにはサージカルステンレス316L製を選びましょう。
価格が比較的安く手頃に購入できる

サージカルステンレス316Lは金属アレルギーを起こしにくいネックレスの中でも、手頃に購入しやすい素材です。
他に金属アレルギー対策として挙げられるのは、高純度のゴールドやシルバー、プラチナなどがありますが、いずれの購入価格もサージカルステンレスの数倍はします。
普段遣いのネックレスとして、サージカルステンレス316Lは価格面からもおすすめといえるでしょう。
サージカルステンレス316Lのネックレスで注意すべきポイント2つ
316Lで注意すべき点
不都合なポイントも理解して選びましょう
機能だけでなく価格の面も優秀なサージカルステンレス316Lですが、注意すべきポイントもあります。
- すべての人の金属アレルギーに対応しているわけではない
- 繊細なデザインには向かない素材
すべての人の金属アレルギーに対応しているわけではない

金属アレルギー対策としておすすめされるサージカルステンレス316Lですが、すべての人がアレルギー症状を起こさないわけではありません。
理由のひとつとして、サージカルステンレス316L表面の膜の劣化が考えられます。
金属アレルギーの方でも装着できるのは、表面の膜が金属イオンの溶け出しを防いでいるためですが、この膜は永久に持つものではありません。
摩擦や衝撃によって剥がれていってしまうものと考えて、サージカルステンレス316Lは適度に買い替えるカジュアルなネックレスとして使用しましょう。
繊細なデザインには向かない素材

サージカルステンレス316Lは金属の中でも硬い部類に入るため、繊細な加工が難しい素材です。
繊細な彫りや華奢なデザインを希望している場合は、サージカルステンレス316Lでは見つからないケースも多いでしょう。
しかし加工技術の発展も著しいため、メーカーやショップによっては他の多くの素材と同じように豊富なデザインも見つかります。
サージカルステンレス316Lのネックレスを扱うショップをお探しなら
バリエーション豊富なJMへ
セミオーダーメイドのネックレスも
サージカルステンレス316Lのネックレスをお探しなら、ジュエリーミュージアムを覗いてみてください。
バリエーションが乏しいといわれるサージカルステンレス316Lでありながら、デザイン・長さ・チェーン幅の選択肢を豊富に取り揃えています。
お好みの2種類のチェーンをつなぎ合わせるセミオーダーメイドも可能なため、個性を出したい方にもおすすめです。


